2008年8月29日金曜日

九州おじさん

帰省していた時の話です。


酒田の港にちょっと用事があり、一人で出かけました。
酒田の町を一人で運転して出掛けるのは、生まれて初めて。
町の位置関係がやっと把握しかけたくらいの程度。
わくわくしながら(新しい道を覚えるのはワクワクするタイプなのです)♪♪
でも、内心ドキドキ!ちゃんと、目的地の港まで行けるかしら。


港までは、すんなり行けて、用事もパッパと終わった。
娘ちゃんを、お母さんにお願いしてきたし、早く帰ろう!!っと思っていた時。


バス停の前にいた、おじさんから
「今日は何曜日ですか?」
と聞かれた。
私:「火曜日ですよ。」
おじさん:「よかった~!じゃあ、バス来るね!」
私:「よかったですね~!」
おじさん:「いやいや、酒田港と秋田港まちがえちゃってさ。」
     「フェリーで北海道に行く予定なんだけど、間違えちゃった。今から行かなきゃ!」
私:「え・・・・??」
  「(県違うし。。。。。)」
  「どちらからいらっしゃったんですか?」
おじさん:「九州の熊本だよ」
私:「(深入りしたら、なんかダメなような気がする。。)」
  「バス、来るようでよかったですね~!いい旅を!!」



・・・あのおじさん、大丈夫かしら。
・・・・・・・・。

車でおじさんの前まで行ってみよう。
私:「どちらまで行かれるのですか?もしよかっ・・・」
おじさん:「酒田駅までなんだよ!あんた、送っててくれないか?」
私:「(まだ、乗っていきます?って聞いてないのに。。ま、いっか!)」
  ↑私、この「ま、いっか!」が得意なんです。笑!!
  「どうぞ~~!ただ、この街全然知らないので、地図見ながらになりますけどいいですか~?」

車の中では、いろんな話をした。
話をしたっていうか、おじさんの自慢(?)話を聞いた。
百名山に登った、九州で2番目の男なんだ。
数ヵ月後に万葉集の本を出すんだ。(本が出来たら、送ってくださるとのこと)
等々・・

無事、駅まで送り届けた。

この話を、みんなにしても、「大丈夫?そのおじさん。」という反応。
伯母は、「絶対怪しい!!本が送られてきたら、おばちゃん誉めてあげる!」と言う。


さてさて、本は送られてくるでしょうか??

p.s
今日から2晩、山形に帰って来ます。
また行くのかよ!
と言われそうですが。(^^)
行ってきます!

快く送り出してくれる、旦那・義母さん・義祖母ちゃん・義大伯母ちゃんに感謝です。

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