３．１１

何をどう書けばいいのか、悩んでいます。

私自身は、地震・津波で家や家族を失った訳ではない。

恐ろしい光景を目にした訳でもない。

ただ、目には見えない数字を怯えているのは、正直なところ。

でも、私自身は被災者権利みたいなところは持っちゃいけないと思っている。

数日前から涙腺が緩んでいて・・・。

３月１１日１４：４６、どう向かえたらいいか分からず、親戚のお宅にお邪魔することに。

息子がぐずる中、黙祷。

福島市内もサイレンが響いておりました。

いろんな事を思い出します。

怖かった事、寒かった事、つらかった事、悔しかった事、その中でも暖かい繋がりが嬉しかった事。

あの時はまだ、うんと小さくてお腹の中にいた子が、今は目の前でこうして元気にしている。

放射線の影響におびえてた妊娠時期。でも、出産して、産まれた子の顔をみたら安心した自分がいた。

起きた事は、包み隠さず話して欲しかったな。東電・政府の方。

地震直後に降り出した雪。

停電し、暖がとれない世の中。

あの時ほど、「雪よ、止んでくれ！」と願った事はなかった。

そして、今晩も雪です。

一年前の事が嘘のように穏やかな日常をすごしています。

暖かい部屋、温かい食事、あたたかい布団・・・感謝の気持ちを忘れず。

一日一日、大事に感謝しながら☆

海岸の街の復興と、原発事故の終息を願って。