2011年4月17日日曜日

目に見えない敵


地震から1カ月が過ぎ、
我が街の見た目は、日常生活を取り戻したかのような生活。


コンビニも営業し、品物も揃い始めている。

ガソリンに並ぶ姿も見る事がなくなった。


でも、この街には目に見えない敵がいる。




こんなにも綺麗な空なのに、敵がいる。





子供の屋外活動制限。


娘の保育園も、外遊びはしてません。



その理由を娘も分かっています。


「おそと、きたな~いんだよね。」

「ほうしゃのうがあるから~。」

家族で花見。

この怪しい格好。(笑)


何か壊れているものをみると

「じしんでこわれちゃったんだね。」


3歳の子供からこんな言葉が出てくる時がくるとは思わなかった。


出来れば、言わせたくなかった。

外で思いっきり遊ばせたい。泥まみれになって遊ばせたい。


でも、これが事実。


この出来事を目の当たりにしたからには、逃げずに事実を受け止めなきゃいけない。

福島に対する差別も、付き合っていかなきゃいけないのかな。


「岩代の国」と呼ばれ、この福島は災害がない地域である事が誇りだった。

安全な所だから、東京電力だって、原発を作ったんだろう。



仕事でも、避難されてきた方とお会いする事が多い、今日この頃。

今、私ができる事は、私ができる事を精一杯する事。


娘達の事を考えると、遠くに避難した方がいいのかもしれないけど、

わが市の避難勧告が出るまでは、できる事をやる。



こんなにもきれいな空なのに、見えない敵がいる。。

放射能が見えたらいいのに。



根っからの元気で、この街に暮らす人達は私たちも含め元気です(^O^)

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